007／野田美央さん

まいばら暮らしを楽しむ人007／野田美央さん

店舗の販促ツール、イベントにまつわる印刷物やウェブサイトのデザインをしています。

●移住のきっかけになったことはなんですか？

米原市を知ったのは、就職活動中でした。東京へ会社説明会に行きつつも、心の中では”地方でデザイン”、ということにも興味がありました。
”東京に来たら渋谷のヒカリエに寄ってから帰る”というマイルーティンがあり…その日も会社説明会の後、ヒカリエに寄りました。そこの８階でたまたまやっていた企画が、米原市の特選品市場 orite maibara（オリテ米原）の出店イベントでした。
オリテ米原 -米原市特選品市場-

そこで出会ったのが、今の会社の代表・立澤さん！立澤さんは、実際に地方でデザインを仕事にしている人です。そんな本人から「地方で働くのも面白いよ！」というアツい話を聞き、トーク力に包み込まれ…とにかく、刺激を受けました。それから米原市に遊びに行き、就職＆移住を決めました。就職のタイミングで米原市に移住した形なので、居住歴＝入社歴になります。

●米原市を拠点にしてみて、良かったところはどこですか？

ほどよく便利な田舎で人混みも少ないのが、自分には合っていると感じます。
学生時代、電車で通学していたのですが、通勤ラッシュとかぶることが多く『社会人になって、毎日この環境はしんどそう…』と感じることがあったので、今の環境はよかったと思う部分のひとつかな。

一時期、Wワークとして自分が米原に来るきっかけになったともいえる「オリテ米原」の運営に関わっていたのですが、この経験ができたのも良かったと思っています。この関わりがあったから、市内の事業者さんとたくさんお話しする機会ができましたし、米原の地域ごとの景色や環境・名産品を知ることができた感じです。
運営時にはネットショップを活用して米原市の特産品を販売していたのですが、各商品の撮影をしたりページやバナーといったコンテンツの制作も多くさせてもらいました。”こうしたら、お客さんからこんなリアクションが返ってきた”など、デザインとお客様が直結していたので、やりがいをとても感じていましたね。

現在は運営を離れてデザインのお仕事で忙しい毎日ではありますが、市や地域の方と一緒にお仕事をさせていただく機会もあり、日々貴重な経験をさせてもらってるなと思います。

●大阪での暮らしと米原暮らしで変わったことは？

米原に来てから５年目の春、マイカーデビューしました！それまでは、米原駅前にあるカーシェアリングを利用していました。使いたい時間に予約して使えるので、当時はとっても助かってました！いろんな種類・メーカーの車を乗り回しできたので、かなり楽しんで利用してましたね(笑)。
自分の車に乗るようになってからは、時間を気にせず乗れるようになったので彦根・長浜・時々岐阜まで…行動範囲が広がりました。
最近では、今までしたことのなかった釣りにもはまりました！滋賀には琵琶湖もありますが、県外の海にも行きやすいので敦賀・三重まで釣りに連れて行ってもらってます。立澤さんの息子さん（わたしの師匠！！）に教わって…。インドア派のわたしにとって、大きな変化です！！

●米原はどんな方におすすめですか？

大阪、京都、名古屋といった都会まで日帰りで出て行けるので、買い物が好きな人にもお勧めです。大阪で働いている友達のところへ、髪の毛を切りに行けちゃったりもします。
みなさん新幹線が便利という話をするけれど、わたしは在来線も結構使ってます！時間帯や曜日を選べば確実に座れますし。新幹線より時間はかかりますが、２時間あるので読みたかった本をゆっくり読む機会にしています。
あとは、米原市の子育ての制度は充実していると実際の子育て世帯の方からよく聞きますね。