【レポート】2022年3月3日開催|サテライトオフィス検討見学ツアー in 滋賀県米原市

2022年3月3日、サテライトオフィス開業を検討している県外の企業様やフリーランスの方を対象に、米原市でのサテライトオフィス開業を検討いただくための「サテライトオフィス検討見学ツアー@滋賀県米原市」を開催しました。

参加者は移住スカウトサービス「SMOUT(スマウト)」を中心に募集を行い、さまざまな業界の方から募集定員を超える申し込みをいただきました。

SMOUT(スマウト)は、地域の人(自治体、事業者、個人など)が、地域に興味がある人を募集し、直接スカウトすることができる「スカウト型」マッチングサービスです。
引用:SMOUTの使い方 | スカウト型移住マッチングサービス

到着後、まずはJR米原駅東口から徒歩1分の距離にある米原市役所本庁舎にて、米原市についてのご紹介・支援制度に関するご案内、そして新庁舎の案内をさせていただきました。

その後、空き家活用の事例として3つの事例をご紹介。
まずは、米原市内で古民家を改装し事業を行っている、デザイン事務所「合同会社ゴチャトレーディング」さんへ。

「合同会社ゴチャトレーディング」さんは2021年10月にお隣の長浜市から米原市内に古民家を購入し移転。床材やキッチンなどはDIYで修復。土間や建具など使えるものはできるだけ活用しコストを抑えた古民家改装で、オフィスとして活用されています。

米原での昼食は、米原駅西口から徒歩5分の場所にある和食料理店 番野さん。
近江牛のすき焼きなどを中心に、滋賀県の郷土料理を堪能させていただきました。

昼食の後は、ゲストハウス「居醒庵(いざめあん)」「うむ」の2軒を続けてご案内。

ゲストハウス居醒庵さんは、元々は岐阜で事業をされていた方が、梅花藻が咲く名水の里として有名な宿場町・醒ヶ井に惚れ込んでゲストハウスを開業。
夜は地域のお食事どころとしても営業されています。

3軒目は上平寺御城下ゲストハウス うむさん。もともと空き家対策の事業に関わってた歴史マニアのオーナーが、古くからの石垣が残る場所に古民家を購入。
建築デザイナーの方に携わってもらい、フルリノベーションされた柔らかなぬくもりのある無二の空間で人気の宿です。

当日、ご紹介した3軒のうち2軒は米原市の空き家対策研究会が運営する「恋する空き家プロジェクト」を通じて購入したもので、もう1軒は米原市の支援制度などの協力を得て整備されました。

施設を内覧しながら、実際に購入に至るまでの経緯や改装費用などリアルな声をお話しを伺うことができました。

同じ市内でも表情・空気の違う町の姿と物件を拝見し、メリット・デメリットを含めた米原の特徴や、古民家活用の具体的な事例を知ることができて良かったと参加者にも大変好評でした。

米原市内での見学を終えた後彦根市へ移動し、株式会社いろあわせが運営する遊びのあるシェアスペース「teminca(てみんか)」へ。こちらでは、滋賀大学データサイエンス学部の学生と交流をしながら地域の特性について意見交換を行いました。

普段は話すことが少ない地方の学生たちとの交流で、会場は大変盛り上がりました。

今回のイベントでは感度の高い参加者が多く、すぐにでも移住や設立を考えている方々だったため満足度の高い内容で実施することができました。

宿泊なしで当日完結のイベントだった点も喜んでいただけたポイントでした。アンケートでは事前に訪問先を詳しく知りたかったといただいているので、次回イベントを開催する際の改善点としていきたいと思います。
当初は米原市でのサテライトオフィス開設を検討されていなかった方も、今回のイベントをきっかけに一度宿泊して仕事をしてみたいと言ってくださった参加者もあり、主催側としても大変有意義なイベントを終えることができました。

イベントにご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!
令和4年度でも、米原市のサテライトオフィスに関するイベントを開催する予定ですので、今回参加できなかった方・新たに米原市に興味を持ってくださった方にも参加いただけたら嬉しいです。

開催が決定いたしましたら本サイト内・米原市公式サイト等で発信いたします。

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