米原SOHO オフィス
現在の拠点である、古民家オフィス。
そこにいたるまでに、タテザワが大変お世話になった、米原市SOHOオフィスのお話をここでは少し書かせていただきます。
遡ること、と言ってもそんなに遡りませんが、
2018年3月末に、代表取締役まで勤めさせたいただき、10年間もお世話になった会社を、紆余曲折の末、退職することになります。
・・・退職の理由ついてここで綴り始めると、お話の趣旨が変わってしまいますので、ここでは割愛させていただきますが、
ともかく大変な苦難とショックに打ちひしがれながら、しかし、どこかで今までにない解放感に包まれながら、会社を後に個人事業主として独立することになりました。
捨てる神あれば拾う神あり
そんな、個人事業主として独立したばかりの私に、
「よければうちの事務所つかいますか?」と救いの手を差し伸べてくれる男が現れます。
東京から滋賀にもどり、自身も創業してまもない「キタガワ」という爽やかで、優秀で、男前で、人望が滋賀県でも一番分厚い男が、
その当時契約していた事務所の一部を「一緒に使わないか」と、年上のおっさんに声をかけてくれたのです。
「米原の文化産業交流会館の4階に、SOHOオフィスがあって入居はしているんですが、今あんまり使ってないんですよー。契約は3年なんですが、残り1年くらい残っているので、よければ一緒に使いませんか?」という。。。
私が女性だったらこの時点で恋に落ちていたかもしれない・・・ほどにその時の彼は輝いて見えました。
なんの迷いもなく、「どうもありがとうございます。」と二つ返事で、SOHOの事務所の一部をキタガワが起業した会社「株式会社いろあわせ」の専属スタッフとして利用させていただくことになりました。
とはいえ。
当時彦根に新しい拠点を構える準備を進めていた、キタガワや、いろあわせの面々は、ほとんどSOHOオフィスを利用していなかったので、実質ほぼ自分の事務所のごとく、SOHOオフィスを利用していたんですが、その便利さと言ったらそれはもう、最高。
県の審査さえクリアできれば
文化産業交流会館はTMレボリューションや、吉川晃司のライブが開催されるくらいの広い会場と、多くの会議室、レストランやオフィスまで完備した巨大な県営施設。
雨降りの日などは駐車場から建物まで傘がなければずぶ濡れになってしまうほとの敷地面積。
さらに米原駅から徒歩10分程度という好立地。
車は止め放題。セキュリティーも抜群、24時間利用可能。
その4階にあるSOHOオフィスは、滋賀県産業支援プラザが運営している施設で、
スタートアップ企業を支援するために、家賃は電気代を入れても3万円程度と、利用のための県の審査さえクリアできればこの上なく破格の条件。
ただし、3年間で出ていかねばならないというルール付き。
入所と当時は、キタガワの契約期限の残りは1年程度。
少し利用して、最高に気に入った私は、すぐに自身で県の審査を受けるため、新たに会社を立ち上げ、無事3年間スタートアップ事業者として、引き続き正式な入居者として事務所借りることができた。
さらに専門家の支援員まで在住という好条件。
米原市や近隣地域で起業を考えている人には、この上なくおすすめな施設。
こちらからまた詳細をご確認ください。
滋賀県立文化産業交流会館
ではまた次回。