米原SOHO オフィス
前章「起業に最適な米原SOHO オフィス。」で、紹介したとおり、文化産業交流会館4階に、快適な新事務所を構えた私。
最大席数2074席 アリーナ1400m²もの巨大なホールが完備され、様々なイベントがライブが開催される、県立の立派な建物の4階。
入り口には守衛が配備され、セキュリティーも完璧。
手入れが届いた大きなエレベータで4階に上がると、これまた掃除が行き届いた広いエントランスが広がり、
そこにはSOHOオフィス専用のアドバイザーが常駐しており、事業に対するアドバイスが受け放題で、相談もし放題。
約6畳に区画された、SOHOオフィスが10部屋ほどあり、事務所のある部屋の窓からは新幹線が走りゆく姿や、米原市氏が誇る、雄大な霊仙山の山々を見渡すことができる・・・。
この設備で、Wifi,エアコン、完備で電気代を入れても月の使用料金は、3万円弱。
こんな夢のような環境が無制限で利用できるわけもなく、この快適なSOHOオフィスにはしっかりと使用条件があるわけです。
入居するにも審査がありますが、そもそもが「起業家向け」ということもあって「使用期限が3年間」と決められているわけです。
そりゃそうですよね。
立地もええ、値段も安い、設備も充実してしる・・・その条件は民間企業ではとても真似できない訳で。
やはりこれには、滋賀県様のお力があってこそ成り立つ訳です。
県のサポートとしては、「起業から3年間は助走を手伝ってあげるから、ちゃんと独立しなさいよ。」ということです。
使用期限が3年間と言っても、
3年経ってから新しい事務所を探すわけには行きませんから、実質2年を超えたあたりから、やはり、お尻がむずむずしてくる訳です。。。
使用期限
そんなこんなで、2年間はのんびり構え、事業に打ち込んでいた私ですが、ある日ふとカレンダーを見ると、もう2021年が目前に迫っていたわけです。
「ああ今年ももう終わるか・・・いやそんなことを言っている場合ではないぞ・・・」
使用期限はまだ2022年3月まであるものの、
どんな物件がいいか話し合う、物件を見つける、引っ越す、などなど色々なことを考えると、そろそろ何か動き出さないと具合が悪いなと。
さらに、会社には決算というものがありまして、それまでに経費が使えるのと使えないのでは国に収める税金の金額が大きく変わってくるわけです。
弊社の決算は9月末。
となると、「事務所の使用期限が迫っている & 経費の関係で今期中(2021/9月末)までに引っ越したい」という、目標が自分のなかに立ち上がった訳です。
パソコンの画面にうつる、googleカレンダーの9月30日になんとなく「事務所退去日」と入れてみた。
この時点で、まだ11ヶ月もある。
希望条件
ちなみに、この時点で立ち上げたばかりのうちの会社は私と、アルバイトの女性の二人体制。
まずはどんな条件で物件を探すかを二人で決めようということになり、話し合ってみた。
それほど大きな場所は要らないにしても、現状の6畳一間ではあまりにも狭い。
ということで、思い付いたのはこんな感じ。
- ・立地条件としては米原駅は新幹線も止まり、何かと超便利なので、駅チカが良い。
- ・田舎暮らしとか憧れていないので、コンビニとかスーパーとか近くにほしい。
- ・でも古民家とかちょっとかっこいい。
- ・駐車場は欲しい。
- ・できればアパートとかテナントより、1戸建がいい。
- ・スタッフは虫嫌い
- ・DIYでお店を作った経験があり、父も建築関連の仕事をしていたのでできればDIYがしたい!(私)
・・・と紙に書き出してみた条件は、全てを掛け算すると、条件に見合った物件を見つけるのは超難しいハードルの高いものとなってしまった。
ということで、まずはこの条件で物件を探し始めることになりました。