001/エルゴット・フロリアンさんご家族

まいばら暮らしを楽しむ人001/エルゴット・フロリアンさんご家族

エルゴット・フロリアンさん(大学講師) 愛知県内の複数の大学にて、フランス語・アートに関する講師をされています。
みほさん(フリーランス) 愛知県では複数の建築会社に勤務。米原移住をきっかけに、子育ての傍らオンラインでインテリアコーディネーターの仕事を開始。

●移住のきっかけになったことはなんですか?

エルゴットさん:愛知県に住んでいる時から、”将来は日本とフランスの2拠点で生活ができたらいいな”と考えていました。まずは僕の実家近くにあるフランスの田舎町に移住をする予定だったのですが、コロナ禍になり国外にすぐ移住することが厳しい状況に。これを機に先に日本での拠点先を探すことにしました。

みほさん:日本での拠点先は愛知県内にある私の実家へすぐ帰れる距離で探そうと思ってました。
探すときの条件として、自然があるところ+文化や街並みが色濃く残る田舎で探していたんです。
知り合いの方にも条件に当てはまる地域があるか相談したところ「彦根・米原・長浜のラインがおすすめだよ」と紹介されて。これをきっかけに湖北地域に出会い、風景に魅了され、米原へのIターンを決めました!

●米原市を拠点にしてみて、良かったところはどこですか?

エルゴットさん:自宅から見える、伊吹山の雄大な姿にはうっとりします!四季や時間によって見え方も、その時の心の感じ方も違う。毎日この景色を見られるので、とてもありがたい環境だなと感じています。また家の周辺には川や田んぼがあるので、子どもたちがしっかり遊べるフィールドがあるのも嬉しいところです。

みほさん:人口の割合に対して、伊吹山資料館、ルッチプラザ、伊吹薬草の里文化センターなどの文化施設が立派なところ!どの施設も子どもにやさしくありがたいなって思いますね。

●名古屋での暮らしと米原暮らしで変わったことは?

みほさん:車にまつわる日々の小さなストレスから、本当に解放されました(笑)。保育園へ送迎に行くのに、園へ行くまでの交通渋滞、園についてからも駐車場が空くまで何周もしてようやく送迎ができたり…。名古屋の公園や図書館に行くと、駐車料金がかかるのはほとんど当たり前で、現実的に毎日通うのは難しかったですね。

それに比べて米原は駐車場も広く、駐車料金もかからない!(笑)すぐに図書館へ行って利用することができますし、文化施設が立派だから遠くに行かなくても素敵な音楽に触れることができたり、楽しいイベントもたくさんある。名古屋のお友達が米原に来る時は、子どもたちと一緒に伊吹薬草の里文化センターの芝生広場で遊んだりしています!

●米原はどんな方におすすめですか?

みほさん:子育てをされる方にぴったりだと思いますね!幼少期から感性が磨かれる場所があるように感じます。商業施設などに遊びに行くと、素朴な自然のよさに気づくことができなくなってしまうと思うので、米原を含め田舎での子育ては人としての原点回帰ができるのではないでしょうか?

エルゴットさん:芸術家や国際家族が来たら楽しい地域になりそうですね!米原は空襲を受けていないので、日本のリアルな景色がしっかり残っている。外国人がアニメで見てきた自然の形や田舎の雰囲気など、しっかり楽しめると思いますよ。

●エルゴットさん・みほさんから見た、米原おすすめ度は何%?

エルゴットさん:生活面においては100%!仕事面においては、現在も愛知県内のさまざまな大学へ車と電車を使って通勤しているのを考えると、サラリーマンの方には不便さを感じる部分はあるかもしれない。なので、リモートワークの方や毎日の通勤が少ない方にはとてもよいと思います!

みほさん:わたしは大満足なので100%です!子どもたちが大きくなってきたら今しているオンラインのインテリアコーディネーターの仕事をもっと本格化させたり、購入した自宅の蔵内にある骨董品をフランスへ向けてオンライン販売をしてみたり…と考えています。現在は古民家を改装中なので、これから始まる米原生活がとても楽しみです。

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