002/株式会社NEO

まいばら暮らしを楽しむ人002/株式会社NEO

岡本敏夫さん 株式会社NEO 代表取締役 東京で住宅や店舗のリフォームと内装・外装工事、不動産事業を行っています。 
高橋祐介さん 高橋祐介建築設計事務所 国内外の店舗や住宅などの設計、デザインを行っています。株式会社NEOさんとは多くの仕事を共にしています。

●米原を拠点にするきっかけになったことはなんですか?

岡本さん:東京に住んでいるお客様から、米原市のすいじょうで物件を探してほしいという依頼を受けたのが始まりです。この方のご依頼をいただいて、現地を見るために初めて米原を訪れました。
良さそうな古民家があったので提案したところ、建物が広すぎるということで希望には合わなかったので、じゃあ僕が買おう!と決めました(笑)

高橋さん:岡本さんが物件を購入される前に「こんな物件あるんだけど、見てくれない?」とお声がけしてもらい実際に現地で見せてもらいましたが、柱や梁(はり)がすごく立派で。
東京では見れないような造りに感動しました。

岡本さん:ふたりとも「この古民家を改装して何かできたらおもしろいよね」という話になり、それから米原を拠点にした企画がスタートしました。

●米原市を拠点にしてみて、良かったところはどこですか?

岡本さん:いい意味で何もないから、手のつけようがたくさんあるところ!磨けばよくなるものはたくさんあると感じています。

高橋さん:物件1つを見ても、今の価格では購入できないような魅力的な物件がたくさんあるのに、それをうまく使える人がいない。だからこそ、自分たちのやっている仕事にうまく紐付けて多くの方に紹介して、米原に人を集めていけるのではないかと思っています。

岡本さん:米原に拠点を移すきっかけとなった春照の物件は、一棟貸しの宿泊施設としてフルリノベーションをしているところで、地元の大工さんたちにも入ってもらっています。
最大8名ほど泊まれる予定で、宿泊する人が料理人を選んでもよし・料理人がお客様を呼んでもよし という”食で選べる宿”なんかにしてもいいなと思ってます!
実は春照の物件のほかにも、米原駅東口からすぐの空き家を縁あってご紹介していただきまして、こちらは私の事務所兼シェアオフィスとしての事業を展開していきます。

●東京での仕事と米原での仕事のちがいは?

岡本さん:不動産の目線で見ると、東京では坪いくらでローンが組めるかどうかというお金の計算で成り立つ仕事なのであまり面白みがない。だけど、米原となると新幹線が停まる、琵琶湖が綺麗など周辺環境を魅せて売り出すことができるんですよね。そこが大きなちがいになると思います。

●米原はどんな方におすすめですか?

岡本さん:コンビニ、クリニック、介護系の方に来てもらったらいいと思います!まだ自分の拠点が工事中ということもあるので、実際に自分が米原を活用してみて人に勧められるかどうかはこれから探っていきたいですね。

●NEOさんが思う、米原おすすめ度は?

岡本さん:不動産業をするとしたら70%は超えてます!

高橋さん:わたしは75%くらいかな。リモートでもできる仕事で、東京で人との繋がりもたくさんある。営業なしでも仕事ができているからこそマイナスになる部分がないと感じています。
なので、これから新しく米原で事業を始める人は、人との出会いをどう作っていくかが大きなポイントになってくると思いますね。

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