まいばら暮らしを楽しむ人004/千田哲也さん
●お仕事はどんなことをされていますか?
「成長と支援に創造性を」をコンセプトに、お客様の事業価値を届ける仕組みづくりを提供しています。
「自社の魅力をもっと引き出したい」、「従業員が自発的に動けるような戦略を作りたい」、「具体的なデジタル施策を講じたい」といったニーズにお応えしています。
具体的なサービス内容は、ブランディング開発、マーケティング戦略策定、デジタルマーケティング支援です。お客様に合わせた個別支援計画を立案し、中小企業診断士をはじめとするデジタルの専門家と共に課題解決に取り組みます。
専門家の集合知とデジタル技術で課題を解決する。それが私たちのサービスです。
●Uターンのきっかけになったことはなんですか?
10年ほど前、米原市にUターン!生まれ育った故郷に帰ってきました。高校卒業までは米原にいて、そのあとは大阪・東京…と都会で生活していました。都会暮らしの感想は…便利でしたが、自然が少なくストレスが多かったです(笑)。
長男ということもあり、いずれは帰るつもりでした。地元が好きで、帰ってきたいという想いもある中、奥さんの「帰ってもいいよ」の一言。「いまだ!!」と思い、家を売って、帰ってきました。両親が近くにいるので、心配も減りました。
●米原市を拠点にしてみて、良かったところはどこですか?
「子育てのしやすさが絶対。」例えば、昔自分が遊んだ川に子供を連れていく。どんな川か?どんな時期にどんな遊びができるか?とわかっている。自分が育ってきた環境と同じ環境で育てられるというのは、すごく安心感があります。地域の人はみ~んな、自分の知り合い。だからこそ、自分の子どもにもよくしてくれる。そんな点からも、子育て世帯のUターンはおすすめです!!
最近、キャンプにはまっています。お気に入りは、グリーンパーク山東。近所にあるから、すぐ帰ってこられる。初心者だから、布団忘れた~とか、お酒足りないな~って、取りに帰れるのが魅力(笑)。もう少し行けば本格的な自然もあるけれど、整備されていたりちょうどよいアウトドアができるのが気軽ですごく良い。ちなみに、田舎は敷地が広いので、敷地内でも遊べるし、何でもできます。
歩いて3分で、川遊び。スキー。海。山。自然への距離が近いです。湖・川・海が近いので、釣り好きな人にも滋賀県は人気です。
都会にいるときは自然で遊ぶのに超、気合が必要!!朝早く出て、帰ってきたらくたくたになる。ここでは、遊んで帰ってきてもまだこんな時間!?って驚きます。休日朝一で出発し、伊吹山3合目まで登る→珈琲飲む→帰ってくると、まだお昼。あれ?なんだこれ~って感じ。(笑)子供が生まれるまでは週一でそんなことをやっていました。
●大阪での暮らしと米原暮らしで変わったことは?
車社会なので、こんな生活スタイルの変化が起こりました。
飲みにいけなくなった→早く帰る→早く寝る→早く起きる(=結果的に家族の時間が増える)。奥さんも車を運転するようになり、行動範囲が広がっているように感じます。
●米原はどんな方におすすめですか?
頻繁に都会との行き来がある人。仕事で大阪に頻繁に行く(多い時は週に一度とか!)ので、移動のしやすさが嬉しい。新幹線を使うなら、これまた なにそれ?という切符=シャトル切符というものがあります。
シャトルきっぷは、令和6年3月15日で発売終了され、令和6年3月16日から利用できる「EX早特1」に変わりました。「EX早特1」は、ネット予約での購入が可能です。
京都まで通っている時期は、新幹線定期を買っていましたが、都会で住む家賃と比べても交通費の方が安かったくらい。飲みにいけない苦痛はあるけれど…(笑)。不満はそれだけです。
※R4年~新幹線定期の補助金もできました!
米原市新幹線通勤者定期券等補助金/米原市
●千田さんから見た、米原のおすすめ度は何%?
おすすめ度は、100%!!!
米原市を離れた当時、高校卒業後は都会に出るのがみんな当たり前みたいな感じで、なんかさみしいと思っていました。自分の子どもができたとき、自分の子もそうなるのでは…?という思いが頭をよぎりました。自分の子が自慢できる場所・ここで働きたいと思える環境を作りたい。独立したのは、そんな想いがあったからです。今度は、そういう人たちの受け皿になるような会社に育てたいと思っています。
都会に出ないとかっこいい仕事がない? ここにもあるぞ!!と言えるように。田舎に住むと田舎の仕事しかない? そんなことない!実際に、大手との取引がある。
こんな田舎でも、そんな仕事が可能。これからも、大きな会社も狙っていく。地元の中小企業の活性化がミッション。
米原には企業がない。マーケット開拓には長浜が良いと判断し、今は隣の長浜に事務所を構えています。米原にないものももちろんあるけれど、アクセスのよいここを拠点にしていれば、近隣にあるチャンスがつかめる。そういう選択もできます。
住むのにちょうどいい、という文言をよく目にするけれど、それは本当です。